※2023/12/06 21:35追記
虹の結晶の獲得数が見直しされるらしいです。
以下は旧仕様の妄言です。
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こんにちは、AtPOPです。
アイドルマスターシャイニーカラーズ Song for Prism がリリースされてはや1ヶ月が経とうとしています。皆さんは楽しんでますか?
ライブ/プロデュース/チャレンジツアー等々...様々なモードが用意されていてどこから進めるか迷ってしまいますよね。
そんなシャニソンですが、ソーシャルゲームである以上避けて通れないのがカードの強化と育成。特にカードの性能を大幅に引き上げる特訓/マスタートレーニング(いわゆる凸)はシャニソンに限らずソシャゲでキャラを育てていく上でとても重要な要素の一つです。
enza版では同じカードを2枚以上入手することで凸が進む仕組みでしたが、シャニソンは大きく変わって「虹の結晶」という共通アイテムになりました。プリコネやブルアカ に近い仕組みです。
どんなカードでも自由に凸を進めることができる反面「何となくガシャを回していたら凸が進んだ」といった偶然が起きることはなく、凸を進めるためには自分の意思で虹の結晶の貯金を切り崩す必要があります。
そこで今回は、軽率に虹の結晶を消費して後悔しないように、またはそれを恐るあまりラストエリクサー状態で倉庫に眠らせてしまわないように、虹の結晶を消費するという行動にはどれだけの重みがあるのかを簡単に考えてみたいと思います。
◆この記事は #シャニマスアドベントカレンダー2023 企画に参加しています
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TL;DR
先に答えだけ書くと
虹の結晶1個 ≒ 71.810円
です。
今まさに交換所でピースと交換しようとしている場合は、画面に表示されている虹の結晶必要数に↑の金額を掛けてもらえれば、「交換」ボタンを押すワンタップの重みがだいたい分かります。
ご利用は計画的に。
1ピースあたりの虹の結晶の要求数
アイドルの凸に必要なピースは、交換所で虹の結晶と交換することができます。
その際の交換レートは以下の通りです。
交換数1〜20個:虹の結晶×1
交換数21〜40個:虹の結晶×2
交換数41〜60個:虹の結晶×3
交換数61〜80個:虹の結晶×4
交換数81個以降:虹の結晶×5
最初の80個まではちょっとだけ安いよ、といったシステムです。が、カードを4凸しようと思うとピースは数百個必要になってきますので、基本的には1ピース=結晶5個と考えておいてください。
1カードあたりの虹の結晶の要求数
これはプロデュースアイドルであれば☆の数、サポートアイドルであればレアリティによって変わります。
表にすると以下の通りです、全て完凸までに必要な数量になっています。
プロデュースアイドルは初期の☆の数にかかわらず、☆を1つ上げるために必要なピースの数は一定です。そのため、☆1→☆5と☆3→☆5では、(上げる星の数が多い分)☆1から育てる方がコストがかかります。
一方でサポートアイドルはすべてのカードが4凸できる仕様ですが、その要求数はレアリティによって異なります。sSSRはプロデュースアイドル☆3(ガシャSSR枠)と同じ2,300個ですが、sRであれば300個で4凸カードを作ることができます。
虹の結晶1個あたりの金額
ここが本題ですね。
虹の結晶の入手方法はいくつかありますが、ここでは「量やタイミングに制限なく好きなだけ入手できる」ということで全てガシャから賄うことを前提に考えます。
10連1回で入手できる虹の結晶の期待値
現状のプラチナガシャからは☆1〜☆3のアイドルをランダムで入手できますが、既に獲得済みのアイドルの場合は自動的に虹の結晶に変換されます。その際のレートは☆1→1個、☆2→5個、☆3→25個です。この数字に、ガシャの排出率を掛けて入手できる虹の結晶の期待値を求めます。
☆1:排出率 80% × 変換数1個 = 虹の結晶期待値0.8個
☆2:排出率 15% × 変換数5個 = 虹の結晶期待値0.75個
☆3:排出率 5% × 変換数25個 = 虹の結晶期待値1.25個
プラチナガシャ1回の期待値 = 0.8+0.75+1.25=2.8個
ただし、10連の最後の1枠は☆2以上確定なので、最後の1枠のみ期待値は以下です。
☆1:排出率 0% × 変換数1個 = 虹の結晶期待値0個
☆2:排出率 95% × 変換数5個 = 虹の結晶期待値4.75個
☆3:排出率 5% × 変換数25個 = 虹の結晶期待値1.25個
確定枠の期待値 = 0.8+0.75+1.25=6.0個
つまり、10連1回で入手できる虹の結晶の期待値は
2.8個×9枠 + 6.0個×1枠 = 31.2個
となります。
プリズムゲージ
ただし、シャニソンのガシャにはプリズムゲージというシステムがあり、ガシャを回した累計でボーナスアイテムが貰えます。またこのゲージはenza版のスタンプカードとは異なり、異なるPUガシャ間でもゲージを共有していて、開催中のガシャが終了してもリセットはされません。
このプリズムゲージではガシャ累計100回/300回でそれぞれ虹の結晶が200個貰えます。ゲージは累計400回でリセットされて0に戻るため、虹の結晶に絞って言えばガシャ400回で合計400個の虹の結晶を追加で入手することができます。
400回でちょうど400個ですので、簡単のためにここではガシャ1回で+1個貰えるとして、10連での期待値に加えます。つまり、
10連期待値 31.2個 + プリズムゲージ入手分10個 = 41.2個
が10連で入手できる虹の結晶の実質の期待値になります。わお、偶然にもシャイニーだ。
10連1回に必要な金額
続いて、10連1回に必要な金額を計算します。なお、結晶同様に「量やタイミングに制限なく好きなだけ入手できる」ということでジュエルは全て課金で賄うことを前提に考えます。
現状最も効率よくジュエルを購入できるのは10,000円で8,450個ですので、10連1回に必要な金額は
10,000円 ÷ 8,450個 × 2,500個 ≒ 2,958.580円
です。だいたい3,000円くらいなので、まあ他のソシャゲと同じくらいですね。
虹の結晶1個あたりの金額
10連1回の費用と10連で入手できる結晶の数が分かったので、結晶1個当たりの金額を求めることができます。
10連1回 2,958.580円 ÷ 結晶期待値 41.2個 ≒ 71.810円
カードを完凸するまでに必要な金額
改めて上の表に戻って、カードを「完凸するまでに必要な虹の結晶の数」を「虹の結晶を必要数集めるために回す10連の回数」に変換、さらに、「10連を指定回数回すために必要な金額」に変換してみます。
※なお、ガシャの排出は確率ですのでここでの数字はあくまで期待値です。
表に付け足すと以下のような感じです。
SSRでだいたい16.5万くらいですね。いきなり16.5万と言われるといやいやいやwと思いますが、enza版の天井が9万なことを考えると、まあだいたいこんなもんかなと思います。
余談ですが、enza版ではピックアップされているpSSRの排出率は1%ですので、天井300連までに1枚も引けない確率は
100% - 99%^300 ≒ 5%
くらいです。ので、天井までの素引きで1枚、天井チケットの交換で1枚を期待できるとすると、3天井回せば6枚獲得で4凸となります(余りの1枚は、5%カタストル踏み抜いたってことで)。
3天井≒18万ですので、完凸16〜18万前後と言われるとやはりそんなもんかなといった感想です。
なお、一点誤解しないで頂きたいのですが、一般的なソシャゲの基準が完凸=16〜18万という話と、完凸=16〜18万が妥当かどうかは全く別です。
16〜18万って大学なり専門なりでしっかり専門性を身につけた新卒がそれなりの企業に正社員で採用された上で1ヶ月間まじめに労働してようやく手にできるような金額であって、決して画面を5分くらいぽちぽちしてる間に溶かしていい金額じゃないんですよ...ないですよね?
ともあれこれで虹の結晶の価値がなんとなく分かりましたので、以降はそんな虹の結晶を効率よく集める方法について考えていこうと思います。
虹の結晶の集め方
1SSR完凸16〜18万というショッキングな数字が出てきてしまいましたが、幸いなことにゲーム内では課金してガシャを回す以外にも様々な方法で虹の結晶を入手できます。メインとなりそうな入手手段と、その重要度を金額で見ていきましょう。
※プリズムゲージは上で一度書いた+結局ガシャ回さなきゃなので省略します。
イベント報酬
メインの入手手段になるかなと思います。
これまでに2回開催されているボックスイベントでは、報酬を最後まで取り切ることで計100個の虹の結晶を入手することができます。
また、2回目となる今回の「やさしさのちから」イベントでは、ボックス2箱目〜5箱目にも配布☆2のキャラが追加されるようになりました。「次の箱へ」をタップすると確認画面無しで箱が進んでしまうため、ウッカリ進めてしまったPへの救済措置でしょうか。2回目での実装はかなり対応が早いですね。確認画面を設置しろよ。
とはいえ、余程のことがない限り配布キャラは1箱目で入手することになると思いますので、2箱目以降はガシャと同じ変換レートで虹の結晶に変換されます。配布キャラは☆2なので、変換で虹の結晶5個、2箱目〜5箱目合計で20個になりますね。
ですので、イベントをしっかり走りきれば
合計120個 × 71.810円 ≒ 8,617円
がタダで貰える計算になります。ソシャゲやってるだけで毎月8,000円お小遣いが貰える夢のようです。
なお、イベントのランキング報酬で1位には虹の結晶が500個配布されますが
500個 × 71.810円 = 35,905円
です。詳細は省きますが3,5000円を全てジュエルに換えるとだいたい1,000LBくらい回復できるみたいなので、暇な人はランキングのボーダーと照らし合わせてみてください。
シーズンパス
こちらも継続的に虹の結晶を入手できる手段で、1シーズン(≒1ヶ月)で75個獲得することができます。シーズンパスの解放に3,000円の課金が必要ですが、
75個 × 71.810円 = 5,385.75円
です。上記は虹の結晶だけですが、実際には無償ジュエルや限定衣装、sSSRも獲得できますので、値段以上の価値は十分にあります。お財布に余裕のある方は長期投資だと思って買っておきましょう。
1回限定!虹の結晶パック
ショップで買えるリリース記念の限定パックです。有償ジュエル500個でp,sガシャチケット1枚ずつ+虹の結晶100個を入手できます。
プラチナガシャが1回250ジュエルなことを考えると、p,sガシャチケット1枚ずつの時点で支払ったジュエル分の買い物はできていて、虹の結晶100個は完全なボーナスです。
100個 × 71.810円 = 7,181円
が完全にタダで貰える訳ですから、買い一択です。
また、もしかしたらゲームの節目節目で再販もあるかもしれないので、見かけたら速攻で買い占めましょう。
番外編:PUガシャ
虹の結晶の入手手段ではありませんが...PUガシャのPU対象になっているアイドルは、排出時にアイドルピースがおまけで60個貰えます(☆2だと10個)。
ピース60個 = 虹の結晶 300個 = 21,543円
ですので、当たりを引くたびに2万円が口座に振り込まれるのと同義です。
シャニソンはSSRの排出率がかなり高めに設定されていますが、その反面ガシャを回す時は「1枚引ければいいや」ではなく「ここで完凸させる」くらいの意志が必要なのかもしれません。(必要ないかも分からん)
一方で、常設のプラチナガシャはこのおまけピースが全くないため、1回まわす度に2万円をドブに捨てているようなものです。余程のことがない限りPUガシャを回してください。
番外編:アイドルLv報酬
ライブやプロデュースを行うことで各アイドルのLvを上げることができますが、Lvの節目の報酬として【〇〇、白い羽】シリーズ(初期衣装)のピースを入手することができ、最大で650個(☆1→☆5分)入手することができます。
初期衣装に限ってはゲーム進行で完凸まで進められますので、焦ってショップで買ってしまわないように注意しましょう。(売るなよそんなもん)
なお、アイドルLv報酬の詳細は[ホーム]→[キャラクター]→[詳細]→[各キャラ]で確認できます。自分はこの画面にたどり着くまでに3日かかりました。
このゲームUI分かりにくすぎ...
番外編:ピース売却
余っているアイドルピースを1個=虹の結晶1個で売却することもできる......ような画面をどこかで見たような気がしたんだけど、今日同じ画面に行こうとしたら全然辿り着けませんでした。夢だったかも分からん。
UIが複雑怪奇なのか虹の結晶が欲しすぎてインターネットを彷徨う亡霊と化してるのか自分では判断つかないので誰か教えてください。
おわりに
余談ですが、同じ凸システムを採用しているプリコネやブルアカではHardモードのダンジョンをクリアすることでキャラピースが直接ランダムドロップする要素があり、今後シャニソンにも同様の仕組みが追加される可能性も大いにあると思います。
例えば、チャレンジツアーのHardモードが追加されて、1日3回限定でプレイできる/クリアすると確率でピースドロップ、とか。
特に実装の早いキャラや低レアのキャラが対象となることが多く、そうなった場合虹の結晶を消費せずにゲーム内の周回で解決する可能性もありますので、今前のめりになる必要はあまりないのかな...とも思います。
まあ凸のマークがビカビカ光ってた方がカッコいいので自分は脳死で凸進めますが。
最後に
ご利用はくれぐれも計画的に。
以上AtPOPでした。